この記事では
- 転職での面接はどんなことが聞かれるの?
- アピールすべきポイントは?
- してはいけない答えはあるの?
上記悩みを解決します。
- 面接でよく問われる質問とその意図
- アピールして面接を攻略!
- NGな答え方
転職のニーズが上がる今、転職を考えている方は多くいると思います。
転職活動をする上で大事なことは、面接を攻略することです。
実際、僕自身転職を3回してきました。
そこで培った面接の攻略方法を解説していきますので、参考にして面接の合格を目指しましょう。
面接でよく問われる質問とその意図

面接を攻略するのは、まずはどんな質問が来るのかを理解する必要があります。
相手を知ってから、試合に挑む必要があるからです。
- 自己紹介
- 前職の退職理由
- なぜこの会社を選んだのか?
- これまでの実績、経験、スキル
上記、4つは非常に多く問われます。
実際に僕が3回の転職活動中に面接で受けた質問の8割は、これらの質問でした。
では、それらを質問する面接官の意図は何でしょうか?解説していきます。
自己紹介
自己紹介を問われる意図としては、次の2点があります。
- 第一印象を探る
- コミュニケーション能力の有無判断
面接官は、求職者の自己紹介を聞きどういう人間なのかを判断します。
答える際に注意すべきこと
この質問に対する注意すべきことは、3点あります。
- 簡潔に30秒から1分間で伝える
- 表情豊かにハキハキと
- アピールポイントを入れる
自己紹介は、だらだらと話すものではありません。
簡潔に伝えることで面接官に伝わりやすく、会話の能力を自然とアピールできます。
また、暗い印象はNGですのでハキハキと表情を緩め答えることが必要です。
そして、短い中にも実績やアピールするポイントを入れることで面接官に好印象を当てることができます。
前職の退職理由
前職の退職理由を問われる意図としては、次の2点があります。
- ストレス耐性判断
- 会社への適正判断
面接官は、求職者の退職理由を聞き、次の職場で同じ失敗を繰り返さないかを判断します。
答える際に注意すべきこと
この質問に対する注意すべきことは、3点あります。
- ネガティブになりすぎない
- 前職の悪口、愚痴を言わない
- ポジティブな印象で
退職理由は、どうしてもネガティブになりがちです。
だからと言って、ネガティブな発言は避けましょう。
また、前職の悪口や愚痴をいうのは、絶対にNGです。面接官は、前職の悪いところは全く聞いていません。
そして、転職をすることはポジティブだという印象を与えましょう。
「前職では、〇〇できなかったので転職後は〇〇に挑戦したい」
このような前向きな発言は、アピールできます。
なぜこの会社を選んだのか?(志望動機)
志望動機を問われる意図としては、次の3点があります。
- 会社への貢献度判断
- 会社の理解度判断
- 会社への本気度判断
面接官は、この質問でどれだけ会社に貢献できるか、会社を理解しているか、本気で入社したいかを判断します。
答える際に注意すべきこと
この質問に対する注意すべきことは、3点あります。
- 求人情報を理解する
- 企業のHPは必ず目を通す
- 実績と今後のキャリアをリンクさせる
志望動機は、どのような人材がどのようなキャリアを目指して応募するかを確認する質問です。
求人情報から的外れな志望動機は、NGです。
また、転職先のHPをみて企業の特徴や強みを理解した上で、面接を受けましょう。
そして、自分の実績が転職先とリンクできるか、また生かせるかも確認しましょう。
面接官にとっては、即戦力を期待してる為、実績とのアンマッチはマイナスになってしまいがちです。
これまでの実績、経験、スキル
今までの実績を問われる意図としては、次の3点があります。
- どのような活躍ができるか判断
- スキルの確認
- 具体的なビジョンの確立
面接官は、この質問で具体的にどのような活躍ができ、どのように経験を活かすことができるか判断します。
答える際に注意すべきこと
この質問に対する注意すべきことは、3点あります。
- 応募先の業種を理解する
- 強みを話せるようにする
- 謙虚な姿勢
これまでの実績、経験、スキルの質問は、アピールする場です。
自分の強みをどう活かすか、活かすことができるかをしっかりとまとめておきましょう。
しかし、ただアピールするだけでなく謙虚な姿勢で話すことも必要です。
ビックマウスになることは、入社後に必ず苦労します。
嘘をつかずに自分のスキルや実績をアピールしましょう。
自分をアピールして面接を攻略!

面接においては、どれだけ自分をアピールできるかが大切になってきます。

アピール方法って?
アピールして攻略する方法を解説していきます。
- 成功体験を入れる
- 自分がどのように貢献できるか
- 持っているスキル
- 失敗を克服した体験談
成功体験を入れる
面接官にとって、成功体験がある人材は即戦力として選考しやすく感じるでしょう。
小さな成功体験でもアピールする際は、必ず話しましょう。
成功体験は、何かに真剣に取り組む姿勢や諦めない姿勢を大きく評価されます。
したがって、成功体験がない場合でも、挑戦したことや力を入れて取り組んだことなどでも問題ありません。
自分がどのように貢献できる
転職するにあたり、ただ単に入社したいだけの人材は企業にとっては、不要です。
募集してる企業も時間をかけ、より良い人材を探しています。
貢献できる人材=欲しい人材
これが、企業が求める人材です。
持っているスキル
スキルと言っても、幅広いです。
スキルには、2種類あります。
- 英語が話せる
- 電気工事士
- プログラミング など
- 目標を達成する行動力
- 納期管理ができる計画性
- 人を納得させるプレゼン力 など
スキルは直接的に活かせるスキルが重視されがちですが、それは間違いです。
間接的に活かせるスキルの方が、実際の現場では重宝されます。
スキルがないと思う方は、一度考え方を変えてみることもスキルを見つける方法です。
失敗を克服した体験談
失敗しない人間なんていません。
ですが、同じ失敗を繰り返すことはあまり良く思われません。
企業にとっては、挑戦する姿勢や失敗した時の克服という点をよく見られます。
試安比したことをネガティブに考えすぎず、それを乗り越えた体験を伝えることはプラスになるでしょう。
NGな答え方

次に、面接ではしてはいけない答え方についても解説します。
良いことばかりではなく、NGな点も意識しなければ、面接は攻略できません。
- 前職の悪口
- ネガティブ発言
- 肥大した発言
- 失敗談のフォローがない
前職の悪口
前職の退職理由を質問されること多いです。その際の答え方に注意が必要です。
- 「給与が低すぎて、生活ができなかった…」
- 「上司の対応が悪くて、嫌気が差して…」
- 「残業が多すぎて、嫌になって…」
このように、ただただ前職の愚痴や悪口を言うのは、良い印象を与えません。
“前職の悪い部分を改善できずに嫌だから辞める“ではなく、”前職の悪い部分の改善を実現させるために辞める“と言い回しを変えるだけで、印象は変わります。
ネガティブ発言
面接の際に、自己紹介や短所を答える場面があります。その際の答え方に注意が必要です。
- 「計画性がなく、納期遅れが多くて…」
- 「人前で話すことが苦手で、挨拶もできなくて…」
- 「決まったことしかできなくて…」
このように、ネガティブの発言を繰り返すだけでは、よくありません。
“計画性がないのが短所ですが、メモを取りながら仕事をすることで納期遅れを減らす努力をしてます…”
自分の短所を話した上で、どのように短所を改善するかが大事になってきます。
肥大した発言
自己PRや実績を話す場面では、答え方に注意です。
- 「すべての業務を自分がやり切り…」
- 「〇〇についてわからない所はありません…」
- 「何でも成功できます…」
このように、自己PRだからと言って、肥大した発言や謙虚な姿勢がないのは良くありません。
“〇〇のプロジェクトは、私が中心で指揮を取りましたが、周りのサポートがあったおかげで成功できました…”
全てが自分の手柄ではなく、周りと成功した経験などを入れた方が、会社にとっては必要な人材と思われます。
失敗談のフォローがない
失敗した経験を質問されることもありますが、その際注意すべき点があります。
- 「〇〇を失敗して、損失を出しました。」
- 「人間関係が悪く部署異動をしました。」
このように、失敗談を答える際に、ただ失敗談を答えるのは良くありません。
“〇〇で失敗して、損失を出してしまったが、その後の改善やフォローを周りのスタッフと実施し、損失を取り戻せました。”
失敗談の中にも、その失敗談をいかにフォロー、克服したかが問われる為、失敗したことだけを話す事はやめましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、面接における攻略方法を解説してきました。
面接はある種ゲームだと思っています。
相手のことをよく知り、それを研究することが必要です。
自分の実績やスキルが、転職先でどれだけ活かせるかや結びつけることが大きなポイントです。
面接に苦手意識を無くして、進めていきましょう。
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